「Sedem zhavranelý bratov」7羽のカラス兄弟  

スロバキア夏の風物詩の一つに、野外映画館がある。

最近、スロバキアの大きな都市には、日本の東宝のような、
近代的なロードショーを見せる設備の整った映画館ができた。

大きなカップに入ったポップコーンも売っているし、コカ・コーラだってある。
3D映画と2D映画だと値段だって違うし。
暖房も冷房もばっちり完備されている。


しかし、普通の小さな町の映画館はそんな感じではない。
地元の文化ホール?いや、体育館の舞台?ちょっと小さなコンサート会場?

そういった施設を「Dom Kultura」と呼ぶ。
その名の通り、文化会館ですね。


でも、夏になると室内で映画は見ません。
それは多分、冷房施設がないからでしょうね。

夜21時から、飲み物、食べ物、毛布(ゴザではなくて)などを持参して、
「Amfitheater」こと野外円形劇場に出かけます。

日本のようにやぶ蚊もいないし。ホラー映画ばかりやっているのではなくて、
流行りのロードショーを見ることができるのです。

さて、私のみたい映画はこれ!





7 Zhavranelych Bratov
スロバキアの民話作家のPavol Dobšinský(パボル・ドプシンスキー)のお話をもとに作られた映画です



昔読んだ「白鳥の王子」に似ています。
この当時は、似たような話をいろいろな国で、
いろいろな言葉で話継がれていたのではないかと思えます。

作家のドプシンスキーは、スロバキアのアンデルセンとも呼ばれています。
我が家にも立派な童話の本があります。




Zlata kniha rozpravok PD
「Zlatá kniha rozprárok Pavol Dobšinského」


そして、この話のドラマティックな部分で、
娘が兄弟のためにイラクサでベストを編みますが、


このイラクサこそ、ヨーロッパで最初に出会った私の天敵?!
いや、冗談ですけどね。

日本ではあまり見慣れなかったものですから、
大葉に似ている容姿から、簡単に草むしりをしようと手を近づけると、

「ピリッ、ピリッ」
「パチパチ、バキバキ」

と、まるで電気が走るような、痛みと刺を感じさせる草なのです。
いくらこの被害に遭ったことか、、、。

息子のニコライが幼い頃、
イラクサの群れに足を踏み入れ大泣きしたこともありました。
電気ショック状態!恐ろしい草です。でも毒はなし!

水やお酢を薄めたものなどを塗ると気休めになるみたいですけど、
1日ほど針が刺さっているような、ピリピリ感は続きます。
翌日にはすっかり忘れてしまいますが。。。


イラクサはリュウマチの治療にも使われたり、
まだ生え始めの若葉は茹でて食べたり、
夫のラドは、これでシロップを作ったりします。
立派な健康食品でもあるのです。(びっくり)  

pŕhľava



「白鳥の王子」は王女が無言でベストを編み続けますが、
そんなの私には無理無謀な話で、
その話を考えた人の創造力の豊かさに、ただ感服。

ああ、見に行きたいなぁ~。

夜の21時からの映画だけど、子供も見たいんじゃない?
そうなると子連れだし、平日だよなぁ。
翌日は、お仕事が待っている、、、ああ、現実。

やっぱり大きな映画館で見るべき?

映画代もちょっと差があるんですよねぇ。


ふ~。
夏休みのお楽しみか?
夏休み前のちょっと無理してでも!のお楽しみか?


結果はのちほど。















映画「第三の男」 

舞台は隣国オーストリアの首都のウィーンなんですけど、この映画をご覧になった方っていらっしゃいますか??



クラシック映画のベスト10に入っていることも多い、根強い人気の「第三の男」。白黒映画なのに、なんでそんなにいいんでしょうね??



実は20歳くらいからクラシック映画をとにかく見まくった時があって、高田馬場で700円2本立てを見たり、ビデオ屋で借りたり。

まあ、大好きなのはヒッチコックの「汚名」なんですけど、ヒッチコックの映画にでてくる女優の美しさとケーリーグラントのかっこよさ!あれはもう永遠の「美の調和」だったりするよなぁ、、、独り言です。



さて、この「第三の男」なんですが、実はビデオを借りたのはいいけれど、寝入ってしまったんです。母が見たいと言っていたので、借りてきただけ。それで、「見よう、見よう!」が、「いつか見ればいいや。」になってしまった。あれから20年だよなぁ。


しかし、ウィーンが舞台であること、音楽が有名なこと、特にプラター(ウィーンの遊園地)の観覧車や、墓地の並木道が見所だったりする。そんな予備知識はあったんですよ!!(言い訳をしています)



そして、なぜ私が今更「第三の男」を持ち出したかというと、、、。





先日のガイドの講座の休憩時間に先生が調子にのって、自分の好きな「すばらしいもの」見せ始めた。
前回はバーバラストライザンドのコンサートだったから、やばいよなぁ。


「彼女は自分の力を出し切るポイントを知っているんだよ。」とのこと。



先生のチョイスは、絶対にKYだよぉ。!!
確信を持っていたのですが、まずは「We are the world」からスタートでした。





なにがすばらしいって?
コメントは「果たして、この世に残っている歌手はどのくらいいるでしょうか?」だって。
確かに、これはアフリカのためのチャリティーソングで、アメリカのシンガーが勢ぞろいしています。一世を風靡しましたよ。でも、なんで新人だったマドンナがいないの??仲間はずれにしたのは、言いだしっぺの今は亡きマイケル君か?





この時点で、クラスの空気が乾燥し始めていたけど、クラスメートはさりげなくトイレに行ったりして、時間つぶしをしていた。真剣に見ているのは、私と先生だけ?だって、年齢が近いから、あの時代の感動が勝手によみがえって来るんだもん。






そして、お次はオーストリアの政府観光局による、ロンドンのトラファルガー広場で行われた「空中ウィーンワルツショー」。ここまでして宣伝したいの??って感じです。白い壁を命綱をつけたダンサーがワルツを踊りながら、落下傘部隊のように降りてくる。私には悪趣味だけどねぇ。


見たい方はぜひクリック→


先生:「いや~、オーストリアってすごいよなぁ。インパクトが強いもんなぁ。」



しかし、この映画が流れると、、、、





映画「第三の男」より





あれ?気がつくと、、、??
クラスルームは空っぽに近い???いや、みんないるけど知らん振り?死んだふり?


「先生、私は知っているよ、この映画。(見てはいないけど)日本人はこのためにウィーンに来るんだから。」



すかさずフォローを入れる私。。。


先生:「だよなぁ!」

おい!KYを知らんのか??


やっぱり無理があるって。平均年齢層が私よりも10歳くらい下なんだもん。
世界の常識だって、別世界だよん。



休憩時間が終わって、先生に知らしめるために、大きな声で聞いてみた。


私:「さっきの映画、見たことある人いる?何の映画か知っている?」




いや~、ごめんなさい。見事に「ZERO」でしたよ。ほうらね。(先生は目を白黒させていました)
もちろん、日本人は興味や趣味や教養というか、情報があふれている国の人だから、きっと若者でも「第三の男」を見たことのある人がいるとは思います。



その話を「面白おかしく」義母にしてみたら「We are the world」は知っているのに、、、。
知らないのよね、この映画。
やっぱり知らない。知りようがない。なんと1949年!義母こと、ラドママが生まれた年にできた映画だった。


これは、西側諸国から見た敗戦国オーストリア、スパイのウヨウヨいた中欧が舞台だものね。しかも、主人公が恋心を抱く女性は、チェコスロバキアから亡命者だ。

そう、スロバキアで上映されるはずがないのだ。










今日、この映画を見てわかった。敗戦直後の映画だから、ウィーンの街中がボロボロで、今と比べてもさっぱりどこか想像もつかない。大きな石造や石柱があるが、その背景の破壊は見事に戦争を想像させるものである。
25年前にウィーンに行った私だけど、その時でもこんなひどい状態じゃなかったもの。



現在のウィーンはパリに次ぐおしゃれなイメージ。古典と流行を売りに、世界中から観光客が集まってくる観光都市になっている。がんばったんだね~。東京並みの努力だと実感しました。クラシック音楽を大切にしていて、マリアテレジアも偉大な皇女として教育の場にさえ生き残っている。「ウィーン気質」という言葉があるが、オーストリア人も日本人同様、終戦後にがんばったんだ。



スロバキアから行くと「都会だよなぁ~。」カラフルな街並みにトキメキ、異国にウキウキしてしまう。お城やきらびやかな装飾、収集されている絵画など「素敵なだなぁ。」と優雅な気分を味わいながら、たった20キロも離れていないスロバキアとどうしてこんなに違うんだろう?と歴史について考えてしまう。




居眠りしてしまった夜から20年で、こんなことを考えるようになるとは夢にも思わず。
あの時に見ていたら、きっと大筋はわかっても細かい歴史的な背景など理解していなかったんだろうなぁ。
そう思うと感慨深い。


先生、ありがとう!といいたい所だが、いや~、今のスロバキア人だって、こんなの理解できないって!
近すぎて、見えない事ってあるもんね。
今の子供たちはロシア語だって習っていないんだから。

果たして、

この映画を見たことある人、いますか???











子供向け映画(私のお気に入りはキッチン!) 

今年もやってきますね。クリスマス!

世界中きっとどこでも同じでしょうが、テレビで流れるクリスマスの映画、定番は「ホームアローン」でしょうね。そしてクリスマス前の雰囲気作り?テレビでやっていたのは、この映画です。去年も見たけどね。

Alvin.jpeg
"画面をクリックして、予告編をご覧あれ!



『アルビン 歌うシマリス3兄弟』(Alvin and the Chipmunks)

アニメ『アルビンとチップマンクス』を初の実写化。おなじみのアルビン達が、アニメ同様実写でも大暴れ。いたずら好きでリーダー格のアルビンを筆頭にドタバタと涙と笑いを繰り広げる。シマリスのキャラクターはCGが使われている。


結構いけます!
これは、日本でもヒットしたのかな?3匹がかわいくて、クリスマスの歌だけじゃなくて、その他の歌と踊りが上手で、つい見入ってしまいます。話は単純だけど、ちゃんと「家族愛」というクリスマスのテーマでまとめているところが、素晴らしい。(子供向けのはずなのに。)まあ、そこが日本にない考え方だよなぁ、とも思ったのだが。

そして、ポンセの一番おすすめは、この家のキッチンなの。(つい、小森のおばちゃまになってしまう。)

いいな、いいな、こんなの欲しいよー!住みたいよー!

私の理想のキッチンです。どうぞ、そこだけ見てください。


スロバキアの年末年始などは、お決まりの映画がありますが、クリスマスはどうなんだろう?アメリカの映画ばかりが放送される気がするけど、私がそんなチャンネルしか見ていないのかも?


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今年も子供にお付き合いして、シュレックだの、ガーフィールドだの、見なくちゃ、、、だめ?


壮年の名俳優たち 

スロバキアの民放テレビ局、markiza(マルキーザ)で、昨日みた映画についてご紹介します。

残念ながら、スロバキアの映画じゃないんですけどね。。。
出演は、、、
ティム・ロビンス
ショーン・ペン
ケビン・ベーコン

さあ、この映画のタイトルはなんでしょう???






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クリント イーストウッドが監督し、アメリカを代表する、壮年世代の名俳優の演技が素晴らしい。自分を3人の立場に置き換えても、どれも辛い。




この3人の出演というだけで、もうワクワクしてしまうのだが、他にもローレンス・フィッシャーバーン(マトリックスに出てくる黒人のおじさん)とかね。予告を見たときに、ロバートデニーロとアルパチーノが共演するのと同じくらいの興奮で、、、、。


「どうしよう!夜まで待てないよぉ!!」という感じでした。



この3人で誰が一番好きですか?
どの俳優さんも、本当に演技が上手すぎて、「アメリカって、他にどんな俳優がいたっけ?」と思うくらい、私はこの3人は好きでたまらない。

ティムさんは、「ショーシャンクの空に」が大ヒット作品だけど、「ザ・プレイヤー」で、その存在感をはっきりと示していて、
最後のシーンで、私はつい、うなってしまったことがある。
「ティムさん、惚れたよ!」

この作品では、かなり老けた役で、「テレビを消しちゃおうかな?」と、失恋気分を味わってしまった。
もちろん演技は素晴らしいのだが、、、。




そして、ショーンさんは、さすがに、マドンナの元旦那さんだけありました。演技とかじゃなくて、あの体の鍛え方。あれは演技のためじゃないね。すごい胸板と腕の筋肉。ボディービルダーの大会に出てもいいんじゃない?って、くらいで、惚れ惚れしました。

演技、なんかちょっと、アルパチーノを彷彿させるというか、、、。もっと、繊細な役柄をやってもいいのにね。ケビンさんとチェンジしてもよかったかも?そしたら、アカデミー賞はもらえなかったかもね。



最後に、ケビンさん。この方も長い芸歴ですが、こんな中途半端な役でかわいそうなくらい、抑えた演技が素敵。お顔が派手だし、大暴れしちゃうの?って、どうしても期待してしまうのだが、ものすごくマトモな役柄で、若々しく、一番普通に見えた。浮き立たない、いい演技だった。




そして、監督はクリント・イーストウッドだそうです。しかし、私、この人の監督した作品はあまり見ていない。私自身が育児やら、スロバキア生活で忙しくしていたのだろうと思う。それにしても、この作品で、賞をたくさんもらったのね。ふ~ん。この程度の?とは言わないが、、、。でも、ちょっと待てよ???


なんだか、この後味の悪さ、心の底に泥がたまってしまうような、重たい感じの映画、以前もみたなぁ。
確かあちらにも、ショーンペンとティムさんが関係していたような気がする、、、、、。この映画は未だに記憶に残っている。俳優の演技とストーリの重さ。バランスのとれた名作だったと思う。

多分、見ている人も少ないと思うので、Wikiペディアから説明を拝借。

映画名は、「デッドマン・ウォーキング」


貧困地区でアフリカ系アメリカ人のために働く尼僧(Nun,字幕に従った。)のヘレン(スーザン・サランドン)は,あるきっかけで死刑囚のマシュー・ポンスレット(ショーン・ペン)と知己を得る。彼の罪状は二人のティーンエイジカップルの殺人及び強姦。彼は無罪を主張するが,認められず,死刑執行へ。ヘレンは彼のスピリチュアルカウンセラーとなり,その死を見届けることになる。ヘレンたちは最後まで死刑執行を回避しようと手をうつが・・・。

基本的に死刑廃止論の立場で描かれているが,本作には被害者の両親等死刑賛成派の意見も描かれている。 過去の犯行シーンと現在の死刑囚のシーンが時々いりまじる。 本編を通して描かれるのは,「許し」とも重なる「愛」と「死刑制度の是非」である。




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ティムロビンス監督。実話を元に作られたように記憶しているが、これまた重たい。実に重たい作品。ショーン ペンが、憎たらしい役なんだけど、不覚ながら、最後は死刑でよかったのだろうか?と、考えさせられてしまった。とても後味の残る名作だと思う。




そうなんですね。なんとティムさんが監督と脚本を手がけた作品だそうです。こっちのほうが、ずいぶん昔に製作されていました。話は変わりますが、スーザンとティムさんが、長年のパートナー関係を最近になって、解消したのは、ちょっとしたショックでした。


この、2つの映画は、性犯罪と、蘇ることのない命などの、「難題」がテーマなので、心に水銀が落ちてゆくような、残ってしまう映画です。とても重たいですが、俳優たちの演技がすばらしいので、チャンスがあれば、ぜひ見てください。

一人ぼっちの映画館 

いとこの話は少し休憩して、昨日の話。

今週の月曜日からKRUPINAでは、映画際をやっている。(ちょっと大げさだけど)

KrupinaのEnviroFilm2011


以前、STVという、スロバキアテレビの2チャンネルだったと思うのだが、興味深い番組があった。

私は、建築物を見るのがわりと大好きで、美術館とか教会とか天井の高い建物やアールデコとか、いかにもヨーロッパ
っぽいものに興味があります。日本でも、上野の美術館や博物館あたりの雰囲気や神宮球場の付近とか、明治時代の建物って、時間の旅行をしているみたいで、素敵です。

そんな時代に活躍をしたスロバキア人が上海の街のいろいろな建物をデザインしていたという、ドキュメンタリー映画を観にいきました。

このスロバキア人の名前はLadislav Hudecといいます。この人が生まれた頃は、スロバキアは、ハンガリーとオーストリア帝国時代だったので国籍やパスポートはハンガリーのを持っていたらしい。建築の勉強もブダペストに行ったそうだが、出身地はバンスカービストリッツアという、我が家から40kmほど離れたところです。

ドキュメンタリー映画の案内は下をクリック!英語だから読めますよ。
The man who changed Shanghai

一度テレビで見たものの、子どもと一緒に見ていたので、違うチャンネルに変えられたり、「もう寝よう!」と言われたり、
じっくりなんてものでもなく、妙に心に引っかかる番組でした。

この映画際のプログラムを何気にチェック!見つけたよ!偶然!!しかも無料だよ!!!
だけどこれは、運命の出会いだね。こういう偶然は必然に近い。きっと将来、この映画を見たことが私に何か与えてくれると信じている。

その高まる気持ち、勢いを失わないように、「行こう!」と決めたは良いのだが、時間帯が15時から16時半。ちょうど保育園と学校のお迎え時間だ。
ニコライに「15時半にナタンを迎えに行って、その足でエステルを迎えに行って、16じ半に映画館の前で待ち合わせね。」と
3度くらい念をおした。


映画館に行ってびっくり。
おじさんとおばさんがいるだけ。「3人だけ?映画やる?」と聞いてみた。

「見たいの?」

「うん、いいプログラムだから。」

「じゃあ、やるわ。」

どうやら、係員のようだった。

そう。観客は私一人っきりだった。
貸切だね。なんだか、恥ずかしい。物好きもいるもんだ。そんな感じ。この田舎で、地元の英雄を見ようという人はいない。
本当に不思議なことだ。




4時くらいにニコライがナタンと一緒に中に入ってきた。
「なんで中まで連れてくるんじゃ!!」(無料だから出入り自由)

私の焦りを横目にニコライはエステルを連れに保育園へ。

ナタンは「ねえ、ママ、この映画、ママには面白いの?」とか、

「ねえ、なんでこの映画が面白いの?」など、要するに面白くないから、さっさと外に出よう!と言いたいのだ。

すぐにエステルもやって来た。(ニコライの意地悪。気が利かないじゃん!どうしてくれる?)
あと30分弱、2人の子供と映画館で大人向けのドキュメンタリー、しかも英語混じりでは限界があった。

「ママ、うんちしたい。」

エステルの言葉で私の行動が決まった。

はい、それでも1時間近く集中して映画が見れたので、「よし!」とせねばならないね。

はい。これが「ママ職」の辛いところなんですよね。

やけに納得して、映画の終了をトイレの中で迎えた。おじさんも苦笑していた。
帰り道は季節の始まった、アイスクリームを食べながら、家路に向かいました。