スラニナとクロバーサー 

今の時期はクリスマス前なので、私の住むあたりでは豚を殺して、お肉にしたり、ソーセージやベーコンを作ります。本来ならば、クリスマスや新年のご馳走になるべき家畜は自分の家で飼っている家畜なのですが、最近は飼料も高いし、農家や農場から買ってくるほうが安いし、はやり手間もかからないので、半身になった豚がトラックに乗ってやって来たりします。


年内はちょっと煩わしい。お金もないので、たぶん新年が開けたら「ザビアチカ」(家畜の解体)をするかもしれません。そうしたら、また写真で紹介しますね。





さて、スロバキアのおいしい食べ物といえば、「クロバーサー」ですね。赤いパプリカの粉がたっぷり入っています。パプリカ粉はピリ辛と辛くないのと2種類あります。日本でも売っているでしょうが、普段の料理に使わない?のではありませんか?こちらでは頻繁に使う香辛料です。

私は鶏肉のマクドナルド風ナゲットを作りますが、そのときに塩、コショウだけでなく、ちょっと辛くないパプリカ粉をふると、香ばしく、風味も出てかなりおいしく感じます。ぜひ、チャンスがあればやってみてください。


先日、急に食べたくなったクロバーサーです。

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お店ではつるして売っています



半生や新鮮なのは、お肉屋さんで買えます。オーブンに入れて焼いたり、ゆでてもおいしい。そして、洋風のマスタードをつけて食べます。こちらのマスタードは酢が入っていて酸っぱい。







そして、こちらは自家製のスラニナ。
スラニナはベーコンのことです。スロバキア人の大好きな脂身だけのベーコン!!きれいな白をご覧ください。



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燻製にしてあるので、塩が茶色になっている






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包丁よりも長いので、つるして納屋にしまっておいたりする。我が家は夫も子供も大好きなので、冷蔵庫に入れてあり、すぐに食べてしまう、、、この分ではクリスマスまでもたないかも??






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本当にきれいな白です。豚さんの皮の下はこんなに分厚い脂身があるのです。さすが豚!!





日本だと脂身=コレステロールと思ってしまい、敬遠される食べ物のひとつですが、こちらではもてなしの一品でもあります。この脂身を熱して食べたり、ラードを作り、残ったカスを入れたパイ生地のようなパン(パガーチェ)や、ラードをパンに塗り、たまねぎのみじん切りをのせると、もうそれは立派なおもてなしの表れだったりするのです。


でも、わかります。私はこのラードパンは苦手です、、、、。やっぱりコレステロールが気になるので、、、。




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こちらの寒さに対抗するには、このぐらい厚い皮下脂肪がないと、やってゆけないのも事実ではあります。だから、段々この食べ物が好きになっているのかもしれません。




キノコの話 べドリャ(Bedľa) 

今日はいきなりこんな話題です。





はてさて、これはなんでしょう???
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答えは「Bedľa」(べドリャ)です。きのこです。







このごろ、スロバキアは天気が悪くて、雨が続いています。しかも肌寒い。かなり寒い。暖房を炊くわけにもいかないのですが、長袖で靴下はいて、長ズボンはいて、ときどきセーターも持ち出します。私はね。

そんな天候ですが、つかの間の晴れ間がでてきて、少しポカポカ。すると出てくるんですよ。このような、大きなきのこが。。。。
「ちょっと、いつからそこに居たの?」というようなタイミングで、にょっきり頭を出します。このべドリャは背が高くいのが特長。森を歩くと見つけやすい。それだけ、すぐに持ってゆかれてしまいます。
これは、昨日ラドパパが持って来てくれたものです。義弟の庭からだそうです。すごい!3つもある!!やったー!!

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額の抜糸がまだで、サムライ状態のエステル。その顔よりも大きい「きのこ」。





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何も知らないベンちゃんは、何でもウレシイ。




いやー、3つあっても子供はあまり食べないので、大人天国だな!
「ねえ?どうやって食べたい??」

質問したのが間違いだった。私の脳では、すっかりワイン蒸しが出来上がっていたのに、ラドの返答ったら、「フライにしよう!」だって。。。。。それって、芸がないよ。作りたくない。フライはめんどくさい。キノコの味が生かされるかなぁ?

フライって、いかにも食欲旺盛な西洋人のメニューだよ。せっかくのキノコだもの。味わいたいですよね。だって、スロバキアのお店には、フツーのマッシュルームと、まいたけのようなのと2種類くらいしか買えないのです。こういうのは、珍しい。

というか、キノコ狩りをする家庭、まったくしない家庭と分かれるでしょうね。キノコ好きか、キノコに興味がないか?家族の中でも分かれますものね。フライかぁ。。。(しつこい私。)



そういえば、ラドの大学の友達で、キノコ博士がいるんです。この話は先日書いたような気がしますけど、一人は本当に大学で教授になったかな?初対面でいきなり「日本のキノコ」の話になって「イワタケ」だか、「コケダケ」だか?写真を見せてくれましたが、私が知るはずない!(ゴメン。)会話が続かなくて困ったよなぁ。

もう一人は、仲間みんなでキャンプや山小屋などに行くと、必ずどこかへ消えてしまうのですが、いつの間にやらキノコを抱えて帰ってきます。その後、キノコ入りのおいしいグラーシュを作ってくれます。その種類の多さったら。全部食べられるの?

「この中に毒キノコはない?」


と、失礼は承知で確認をしないと気が済まない私ですが、みんなは気にしない。彼を信用しているから。小さい頃から、お父さんと一緒にキノコ狩りをしているので、見分け方を身につけたそうです。

素人のみなさん、「知っているキノコだけを狩りましょう。」これは、鉄則です。




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ワイン蒸し。ちょっと油断してしまい、水分が減ってしまった。香りのいいキノコです。



結局、フライも揚げましたが、ベンちゃんを寝かしつけている間に、全部食べられていました。そして、ワイン蒸しは手付かずのまま。(なんか失礼だよなぁ。)キノコの料理方法も人によって、好みが違うのでまあ、いいんですけどね。せめて味見の分くらいは残して欲しかったなぁ。(食意地の張りすぎではありませんか?)

キノコって、人間の欲望すら自由に操る恐ろしい食べ物なのです。



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そして今日のお昼はリベンジ。残ったべドリャと買ってあったマッシュルームでキノコクリームを作って、焼いたジャガイモと一緒に食べました。
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クッキング中です!完成写真を撮り忘れました。。。まただ。




これまた完食でした。シェフ冥利につきますわ。(たまには、私にも腹いっぱいたべさせてくれー!)ベンちゃんも離乳食がはじまり、おちついて食事などできないのですよ。とほほ。

いいお酒 

今日はお昼ご飯を親戚の家でいただきました。
その時に食前酒がでてきました。


スロバキアのお酒でくだものの蒸留酒があるのですが、お店では主に、洋梨,プルーン、アプリコットが売られています。
お酒の色は、ちょっと茶色がかっている透明だったり、中に果物の実が入っていたりします。この蒸留酒はものすごくあるコール度が高いので、だいたい35度から40度以上です。

以前にも書きましたが、今は自家製を作るのが禁止されています。なぜかというと、「安いから」とそそのかされて入手したアルコールがメチルアルコールで、本当に中毒を起こす事件があったりするので、自分の家で収穫した果物を蒸留所に持ち込んで、プロに任せることになっています。

それでも、隠れて作る人はどうしてもいるみたいですけどね、、、、。



そして、今日は自家製のりんごの蒸留酒に出会いました。
匂いがりんごだから、軽いお酒かと思えば、やっぱり強いし、きつい。凝縮されたお酒の味です。

さて、どうやって飲むかと言うと、あくまでもスロバキアの場合ですが、ご紹介しますね。

1、おちょこくらいのガラスのコップに8分目まで注ぎます。
2、水やコーラやビールなど、度数の低い飲み物を用意します。
3、「乾杯!」とともに、「くぃ」っと、一気に飲み、すぐに用意した水などを飲みます。


これは男性の飲み方です。書くと簡単なんですけどね。真似するととんでもないことになります。私も、これを3回やると、もうその日はもうおしまい。眠るだけです。

今日は、無理せず、ちびちびと3回くらいに分けて飲みました。(2杯ほど)そのほうが酔いが遅いような気がします。持論なのですが、買ったものは、匂いがあまりしない?というか、自家製は何年も置いてあるほど、まろやかでおいしいです。



続いて、今日はワイン村にも行ってきましたので、第2ラウンドがありました。
村の博物館兼ワイン蔵が改装中で、ワイン蔵のみが開いています。そんなわけで目的は何といってもワイン。去年の秋に収穫したぶどうのワインはとってもみずみずしい香りで飲みやすいのですが、これも無添加、無農薬なので、とにかくさっぱりしていておいしい。まるで「水」のように、のどにひっかかる嫌な味がしない。安くてブレンドしてあるワインなどは、論外。糖分が足されていると、大変に悪酔いしてしまう。翌日頭が痛くなるし、ひどいときは戻してしまいます。


私にとっての理想のお酒は、翌日にも残らない、頭も痛くならないし、吐き気も起こさない、そんな液体である。そして、酔っ払いの自覚というのは、顔が赤いのではなく、「眠い!」である。眠くて、眠くて、目がまわる、頭がまわる、地球がまわる、こうなると「あーあ、やっちゃったよ。」と反省したくなる、、、、がもう遅い。


今日は、サラの交換留学生がくる日だったのだが、不覚にも、酔っ払って眠ってしまった私。彼女たちは街にでかけて、夜の8時に帰ってきたので、そこでなんとか挨拶もできたから親の責任を果たした。(と自分で納得することにした。)

さっきから、「すぃー」(si?)って、多分「うん、うん」って、話しているのだと思うけど、スペイン人の子が親とSkypeしている声が聞こえる。ドーナッツをたくさん持ってきてくれた。日本のものと全然ちがう。軽いお菓子。「ふがし」よりももうちょっと固いけど、小麦粉が軽い。そんなお菓子。むかし懐かしい味。そういえば、ポルトガルからカステラや天ぷらが入って来たと歴史で習ったことを、「ふっ」と思い出すような、そんな味がした。


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飲んでから、4時間。一眠りしたらすっきりした!
頭も痛くないので、今日のはいいお酒でした。酒のつまみに、この写真をどうぞ!!














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夏の大好物 【果物入りの団子】 

夏が終わってしまったような、冷たい風と、終日が涼しいスロバキアの中部地方。
つい、2週間前がピークだったかな?という、夏の食べ物を紹介します。

タイトルどおり、果物の入った団子なんですけどね。
私の住む、スロバキア中部は、その昔、大きな実の「さくらんぼ」で、有名だったそうですが、プルーンなども豊富に取れます。

スロバキアで「スリボビツァ」といえば、プルーンの蒸留酒
チェレシュニツァは、さくらんぼ
フルシュコビツァは、洋なし

と、お酒の種類もいろいろとあります。果物のお酒なんだけど、アルコール度が40度とかなので、ウオッカみたいなものです。昔は、自分で作ってもよかったのですが、メチルアルコールを間違って使ったり、安いからと知らないで買わされたり、などの信じられない事故も多発するため、つい5年くらい前に、自宅での蒸留酒作りは禁止になりました。

そのため、いくら自宅の果物(無料ね!)を使ったとしても、アルコール代やら税金やら、支払わないといけなくなり、今では、どうやって裏のルートでお酒を作るか、みんなの頭の痛いところとなりました。





さて、話を戻して。
スロバキアの果物の木といえば、さくらんぼ、りんご、プルーン、くるみ。
これらが、並木道のように、道路沿いに立っていることが多く、もちろん、所有者がいるものの、排気ガスを吸った木の実なんて、だーれも興味を示さない。

日本人の私にしてみれば、「もったいないオバケがでそうだよ。」なんですねぇ。

近所の地主さんの土地のプルーンを、少し分けてもらおうと、わざわざ了解を得に訪問してきました。(念のため)
「この辺がいいよ。」と、場所まで教えてもらい、子供に取りに行かせたら、その土地の前に住む家の人に、

「そこは私の土地よ!」と、注意されたと。

まったく、どっちもどっちで、苦笑してしまった。でも、どうせ取らないから、

「持っていっていいわよ。」とのことで、子供たちは遠慮気味の量のプルーンを持って帰ってきた。

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プルーンには、「黄色い実」と「紫の実」の2種類がある。ニコライに「黄色い実」を頼んだら、まだ熟れていない「紫の実」を持って帰ってきた。ばっかもーん!!





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食べる前に写真を撮るのを忘れて、気がつけば、残り4個。急いで撮影。


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ジャガイモ入りの生地でプルーンをくるむ。周りの茶色の粉は、ちょっと焦がしたパン粉とカラメルソースです。
これはお好みなので、けしの実やくるみなどでいただくこともあります。



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中はこんな感じ。。。すっぱくて、香りの高いプルーンは、すももにも似ているが、梅の仲間だと思う。(調べてないので、真実は知りません。)



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旬の食べ物。私の大好物である。






夏休みの間は、せめて掃除とか、食事の支度、後片付けくらい手伝って欲しいので、ニコライとサラに交代で、アシスタントをやってもらっている。といっても、やっぱり女の子のほうが、料理をしたがる。
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男の子は、ラドの手伝い。主に力仕事に重要だから。これは、庭の草刈りの様子。干して、うさぎの餌になる。
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ナタンに撮影を任せたので、手前の土の山が写ってしまっている。失礼しました。



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先日一日じゅう、猫を探して歩き回ったら、翌日に異変が。
まるで憑き物が落ちたように、尾てい骨痛や、静脈瘤の具合が一気によくなりました。
夫の悪口を書いてしまったが、あの言葉がなければ、意地になって、探しまくることもなかったでしょう。なんだか、絶好調です。やっぱり人間は歩くことが大切です。毎日、少しの運動も大切です。少しじゃなくて、無理するくらいの運動量が必要だったのは、私、、、、。

皆さんから、やさしい言葉を沢山いただきました。ありがとうございます。
妊婦生活残るところ、あと3ヶ月。
なんとか乗り越える元気が沸いてきました。

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さくらんぼの瓶詰 

6月といえば、「さくらんぼ」です。
花が咲いて、1ヶ月くらいすると実が成るようですが、その間に寒波がやってくると、つぼみが凍ってしまったり、雨量が多いと、蜂が飛ばないので、受粉せず、果物にありつけなかったりします。今年のこのエリアは状態よろし。

小さな国「スロバキア」といえど、やはり天気事情は多少違うみたいで、PEZINOKの近くの村に住む友達の家では、「今年は杏の収穫はあるけど、さくらんぼはダメそう!」で、うちは、「杏はダメだったけど、さくらんぼは収穫あり」と、逆なんですね。おもしろい。ああ、もちろん、両方が収穫できるのが、最高にいい!けど。


さて、一昨日、親戚の家にある、大きな木に成った「さくらんぼ」を、バケツに2杯採ってきました。子どもたち3人と、妊婦の私なので、欲張らず、転ばないように収穫。ラドのいとこがハシゴに登って、バケツ一杯分を採ってくれた。負けずに、子供と協力して一生懸命「さくらんぼ狩り」をした。

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「採っては食べて、採っては食べて」の繰り返し。満杯にはならない。

今年は、ハシゴに登る勇気がないので、作戦を考えた。
サラが上から太い枝を下ろしてくれ、私が思い切り引っ張る。ナタンがもぎ取り、エステルはバケツを構える。4人がかり。
おかげで、「ボンレスハム」こと、私の二の腕には、今日も少し筋肉痛が残っている。

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日本でいう「アメリカンチェリー」ですね。熟れたものは、血のような、赤ワインのような、どす黒い実になっている。


家に帰って、とにかく食べまくったら、お腹が張ってきた。赤ん坊が伸びをしているのか?胃が膨れすぎたのか?そのまま、バタンキュー!と、寝入ってしまいました。ポンちゃん、「お疲れ様!」で、作業は翌日に持ち越し。

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とりあえず、バケツ1杯から12本の瓶詰を作ることにした。種はとらないまま、720ml瓶に砂糖を大スプーンに4杯入れる。
湯冷ましを入れて、ふたを閉める。熱湯消毒して保存。

残ったもう1杯は、食べるのみ!!
さくらんぼのケーキを焼いたら、また焦げた。料理中は、PCへの移動を禁止としなくては、私、ボケが始まっているよ。

12本ということは、1ヶ月に1本食べられる計算→すっくなーい!!
全然、だめじゃんね。

ラドママは24本作ったらしいから、ちょっとは安心だけど、ケーキに使ったり、子供がめちゃ食いすることもあるので、これじゃ足りない。しょうがない。また、狩りに出かけるかな?!