高校の卒業パーティー「stužková(ストゥーシュコヴァ)」その2 

少しは寒くなりました。
そして、本日は雨天なり。

本来ならば、犬が喜び庭駆け回る、白銀の世界のはずなのに。。。。。





さて、先週の金曜日に行われた息子の高校卒業パーティーですが、
楽しいひと時を過ごすことができました。

昨日から、緑のリボンをかばんにつけて登校しています。



パーティーで披露されたクラスの映画があります。


スロバキア語なので、笑い所がわからないかもしれませんが、
テレビ番組のパロディーを演じている様子です。

ちなみに、うちの息子は「BAY WATCH」のパロディーに出てきます。
地元の貯水池「Bebrava」にて、寒い中、撮影しました。

普通の高校ですが、製作会社(地元のお兄ちゃん)がしっかりしていたみたいで、
上手にできています。

パーティーの来賓も大受けでした!

よろしければ、ご覧ください。








続きは写真でごらんください。





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高校の卒業パーティー「stužková(ストゥーシュコヴァ)」 

11月になりましたぁ!!


今日は、聖人「マルティン」の日で、スロバキアでは、初雪が降るといわれている日です。
しかしながら、さっき聞いたラジオの天気予報では、日中気温13度から18度だそうで。

ここ数年は本当に「温暖化」なんでしょうね。
ラジオで、3年くらいさかのぼって、例年の気温を言ってましたが、
最低でも7度くらいでした。

そして、この2週間くらいは、夜の冷え込みもやわらかく、10度を前後しているので、
ラドさん曰く、


「今夜は薪の節約だからね~」



と、家族の意向を無視し、独断で暖炉の使用禁止を宣言していました。


結局、ベンちゃんが風邪をひいてしまい、、、、、。やっぱりね。

皆さん、ご心配なく!
ラドが金曜日までスペインに出張で~す!!

「タンスにゴン、タンスにゴン、タンスにゴン」と、心の中で3回唱える。
→この意味わかる人、、、おじちゃん、おばちゃん世代ね!

金曜日までは南国生活しちゃうもんね~
ハワイピザでも作って、「タンスにゴン」を楽しもうっと!


ところで、今週金曜日は長男ニコライの高校卒業パーティーです。
これから受験が始まるため、試験などで忙しくなる前にやってしまいます。



スロバキアでは「stužková」(読み方:ストゥーシュコヴァ)と呼ばれます。
子供たちはドレスアップして、彼氏や彼女を招待したりもしますが、
もちろん両親も参加する「謝恩会」のようなものです。

当然、オールナイトですよ!

私は今回始めての参加なので、これまた楽しみなんですが、
何か焼き菓子を持参しなくてはいけません。
(本当に手作りと節約が好きな国でしょ?)


女子生徒が多いクラスなので、女子生徒(のお母さん)は甘いお菓子を用意し、
男子生徒(のお母さん)は、甘くない味のお菓子を用意することになっています。



日本のせんべいがあれば、持っていけるけど。。。(ウケるの間違いなし)
自分で焼く時間がなさそう、、、、、って、焼き方を知らないし。



チーズ入りの、一口サイズのパイにしようかとも思ったり、
ラドママが焼いてくれると言っていたので、お任せしてもいいし。


なんといっても、ベンちゃんのご機嫌次第だからねぇ。
風邪が早く治りますように。


そのストゥーシュコヴァのシンボルは緑色の蝶結びのリボン





この日以降、卒業予定の生徒たちは、この緑色のリボンを身につけて登校します。
スロバキアの冬の風物詩でもあります(笑)

ひと目で、卒業生だとわかるので、

「勉強がんばってる?」とか、

「もう、進学先は決まったの?」とか、


余計な世間話をしたくなってしまったりして、、、、。


うちの息子はいまだに受験したい学校すら決まっていない様子。。。。。
君!目標はないの?野心抱かなきゃぁ。

息子:「それよりさ、金曜日に履いていく靴を買ってよ!」
私:「、、、、。(心の中で、ため息)」

まずは、目の前のことで頭が一杯ってことね。



さて、今週もがんばりましょ!


(下記のほうに卒業パーティーのイメージ画像があります。緑色のリボンを見てください)


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スロバキアの披露宴  

先週末の結婚式の続きですが、
これは日本で例えるなら、「披露宴」ってことでしょう。

いや~、まさに、国民性の違い、民族の違いをう~んと思い知る時です。

スロバキア人の披露宴と日本の披露宴の違いを探っていきましょう!!

そう、こんなときに溶け込めない自分を悟り、
かなり冷静になって観察してしまう。


ます、スロバキアの披露宴はいらっしゃった方に喜んでいただくため
の姿勢ではないと思う。


基本的には
楽しいことは思いっきり楽しむ!
自分が楽しくなくちゃ、他人が楽しいはずがないじゃん!


それとも、

自分が楽しんでいれば、それが一番。
そんでもって、他人も楽しければ、間違いなく超楽しいってこと!




うっううう、なんか売れない映画の宣伝文句みたいで、表現が下手すぎる私。


でも、そういう精神なんだと思う。




では続きの披露宴です。


教会での結婚式も終わり、少し離れた隣村で行われました。
ゲストが多いので、地元でもよくディスコが開かれる公民館が会場でした。

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新郎はほうきを持って立っているところ

なんだか先生に叱られている坊やに見えてしまうのですが、
これから恒例のお掃除が始まります。

通常は会場に入るときに行われるのですが、
なぜか入り口が開いてなく、、、、会場の中で。

スロバキアではケーキ入刀は行いません。
その代わり、二人の結婚後初の共同作業がこれ。







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割れたお皿を片付ける新郎新婦





物は言い様で、

「たくさんの幸せを二人で集めてゆく」

とか

「子供がたくさん生まれるように」


なんて



進行役いわく

「思い切り粉々に割るからね。
 子供たちを持っていかれないように、全部集めるんだよ!」と。



準備はOK!
友人たちは、破片を蹴飛ばして、新郎新婦の仕事を増やし、
なかなか掃除が終わらないように邪魔します。

今回はみんなびっくり。美しいだけでなく、賢い新婦さんでした。
なんと、掃き集められた破片をドレスの下に隠してしまい、
そんなことをされたら、誰も蹴っ飛ばせないし、邪魔できないよね。

それでも、破片を持ち去った男性が3人。
きっと将来、女の子が3人生まれて、巣立ってゆくのかも?

進行役に
「新婦は賢い!それなのに、新郎は破片をもってゆかれるなんて、、、」

と、嘆かれている写真が、最初のほうきを持った新郎の姿なのです。


この儀式が終わると、乾杯があり、お祈りの後に、第一回目の食事が始まります。

おめでたいときの乾杯の歌はこれ!!
アカペラでみんなで大合唱します。
この動画はちょっとドイツ風?




歌詞はスロバキア語ではないので、どこの歌かしりませんが、
スロバキアに訪問予定のあなた
この歌を覚えておくと、いかなるときもあなたの力になってくれるはずです。
(何かの占いか、ゲームの手引きのような発言ですね、、、)


食事は、普通に前菜、スープ、肉料理が出ると、
お菓子の盛られたお皿がテーブールに置かれ、コーヒーなどもやってきます。
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お決まりのスープを「あ~ん」や公衆の面前



そして、恒例のダンスタイム!!!
夕方8時くらいから、何時まで続くんでしょうね??

ダンスの第一部は新郎新婦のワルツから始まります。
しかし、今回は亡くなったお父さんの大好きだった曲で踊り始め。
お葬式にも家族の希望でこの曲を流した、思い出の曲。




「お父さん」を思い出す曲。
レッドツェッペリンとさわやかなワルツのあと、
新郎新婦に親戚が合流して、ダンス開始。

これ、ディスコのフィーバーダンスじゃありません。
ちゃんとした、社交ダンスです。。。。といっても、やはりワルツからなので、
見ているほうも気楽でした。








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こんな感じで~す



そのうち曲も変わったりして、子供タイム!


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踊りすぎて足が痛い!大人もそうしたいよ








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12時には新婦さんのお色直しがあります。


さ~て、これからがスロバキアの披露宴の真骨頂!!

みんなで手をつないで新郎新婦を囲みぐるぐる回りながら、
女性は新郎と、男性は新婦と踊ります。

この時は、お祝いとしてチップのように、現金を新郎の帽子に入れたり、
新婦の用意したお鍋に入れたりして、踊る権利を買って?
踊ります。


男性が「もっと新婦を回転させろ!」と、ささやいているのが聞こえました。

小さなステップでくるくる回る踊りなのですが、
みんな上手です。目が回らないのか?本当に不思議なくらい。

披露宴参加者みんなが、新郎新婦と踊るので、行列もできますよ。






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笑顔で踊る新婦





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踊りが苦手な新郎


そして音楽だって、ライブだから楽団も朝の4時までお付き合い。
新郎がバンドをしているんので、ロックコンサートもあったり、

歌って、踊って、歌って、踊って、


また食事が出てきたり、、、、。






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豚の半身が2回でてきた



私たちは2時半に「ベンちゃんが泣いている」との電話があり、
早めに退散しました。


みなさん、明け方ま?早朝まで?お楽しみだった様子です。


ブログを読んでくださった皆様も
長い披露宴にお付き合いくださり、ありがとうございました!









本当に、

スロバキアの結婚式  

この週末にラドのいとこの結婚式がありました。

皆さんがご存知のように、ラドママ(義母)は11人兄弟の次女。
ラドには30人以上のいとこたちがいます。

年代が違うので、一番年下のいとこは、9歳?かな?

そういうわけで、ラドや私たちの年代のいとこたちは、すでにほとんど既婚者。
これから結婚するのは、30歳前後の中盤といえる。


ちょうど20年前に、私が始めてスロバキアの地を踏んだ。
そう、この結婚式も同じような、
ピッカピカの太陽と青空の日で、気温も25度以上。
スロバキアの秋でもそれは素晴らしい日だった。
なんとも嬉しい日となった。



結婚式の主役の花婿は、20年前は8歳の腕白坊主だった。
私はこの家によく遊びにいった。

この家には村で唯一英語を話すお父さんがいて、
ラド以外に会話が成り立たないので、
ストレス発散という感じかな?この家には本当によく遊びに行った。
(今でもお世話になっているが)

そう、この家には子供が5人いた。
長男はスポーツ万能、おとなしい、やさしい子だったが、
次男は長男と比べられることが多く、(年齢も違うのに)
とにかく「餓鬼大将」的な、見方をされていた。

でも、私には「瞳の輝いている好奇心旺盛な少年」だった。


何度か書いているけれど、私たちにとって一番辛いことが起きたのは、
ニューヨークの双子の国連ビルに飛行機が突き刺さったのと同じ年だった。

長男が18歳、次男が15歳のとき、父親が亡くなった。
5人の子供を抱えた叔母と、親戚が手伝い、寄り添いながら、
なんとか、こんな嬉しい日を迎えることができた。

幸せになってね!



さて、それでは結婚式の流れをお見せしましょう!
届いた招待状には「午後2時にレストラン集合」とのこと


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まずは腹ごしらえから







ここで結婚式のパーティーを始めてもいいような感じなんですけど。
招待客に昼食が用意されていた。










花婿が住んでいた家や家族から巣立ってゆく「挨拶」をするとのことで、
見学に行ってみると親戚ほとんど大集合





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花婿は右手 蝶ネクタイをつけているところ




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BGMも準備OK!




進行役がいて、その台詞を繰り返して言うだけなのだが、
「大好きな兄弟、今まで一緒にいてくれてありがとう。
 大好きなお母さん、今までこの家で大切に育ててくれてありがとう。」

などから始まり、

「大好きです。これからも長生きしてください。私は幸せになります」


など、言葉はありきたりなんだけど、それまでの苦労を知っているから、
みんなが涙なしには聞けず、本人も感極まっていた様子でした。



後で花嫁さんも同じ言葉を両親や兄弟に言ったのですが、
大涙で、


進行役が

「僕が変わり言ってもいいんだけどさぁ」とか、

「じゃあ、ちょっとここは僕が言うよ」など


ユーモアたっぷりの雰囲気の中、
最後に両親から額に十字架を書いてもらうときなどは、
花嫁の大粒の涙が感動的でした。


そうそう、私もラドの両親から十字架を書いてもらったなぁ。
そのときはスロバキアの慣習を知らず、
「???」って、感じでしたけどね。


この後、花婿は家族から巣立ち、
花嫁の家に向かいます。


結婚を許してもらうためのお伺いに行きます。
日本の場合は「花嫁行列」ですが、
スロバキアは逆で、「花婿行列」です!




進行役:「お宅のお嬢さんを連れてきてもらえませんか?」

花嫁父:「これがうちの娘だが。」


と、別の女性を連れてきて、花婿をじらせる。
珍問答?押し問答を2回ほど繰り返しやっと連れてきてくれました。





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進行役と花婿(手前) 花嫁と後ろは花嫁の父(終始笑顔のお父さんでした)






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本日の主役でーす








結婚することを許された二人と進行役を先頭に、
一同揃って、ぞろぞろと「結婚行列」して
教会へ行きました。




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先頭が見えますか??



花婿の妹は音楽学校に通っているし、いとこもピアニスト。
普段のミサとは違い、コンサートのような素晴らしい音楽と、
素晴らしい演奏と歌で、素敵な挙式になりました。



さて、これからが本番。
結婚パーティーの会場へ向かいます。





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友人のお父さんの車を借りた「新婚専用車」です




リポート続きます!











イースターが終わりました 

やっとイースターが終わりました。



長かったね~!!



ほっと一息ついたところです。


キリスト教の大事な祝祭日であることはわかるし、
ここで生活しているわけだから、知ってるはずなのに、 
慣習をすんなりと受け入れているかと聞かれれば、

迷わずNO!だと認めざるを得ない、、、。



何が「ノー!」なのかと言えば、

「その1」イースター前の40日間は、豪華な食事を控える日々。

スロバキア語ではpôst(プオスト)英語ではレントといいます。

その期間は、

うちの場合は金曜日はお肉を食べない。
これはほぼ1年中そうなんだけどね




しかも驚愕の事実!!
夫は、この期間はお酒を飲まなかった!



そういう方針の人がいるのも知っていましたが、
今年はこの期間に娘たちの誕生日があったので、
お酒を飲まない?
祝いに来てくれた人に出さないのもなんだかなぁ??
あり得んだろう??、、、と疑問だったりして。


私はもちろん、一口だけど飲みましたよ。


しかし、
スロバキアでは飲酒運転は禁止なので、
車で娘のプレゼントやケーキを持ってきてくれた義父は、
当然、飲めませんでした。


義母と私の二人で乾杯!!
なんだかさびしい、、、。





私にとって、お祝い事にはやっぱり「乾杯」をしたいので、
夫にワインを勧めると、


「いらない」


なんと!つれない返事だった。





義母曰く
「本人が要らないと言うのだから、無理に勧めなくていいわよ。」



いや~、長年連れ添っておりますが、
まさかこの期間だから飲まないなんて、
今まであったっけ????



実はちょっと前に私の夫のラドは肺炎になりました。
大げさには言いたくないのですが、
汗をかいて冷たいシャツを着たまま過ごして風邪をひいて、
そこからどうも具合がよくならなかったらしい。




「病院に行ったほうがいいよ。」



という、愛妻の言葉にちっともまったく反応せず、
病院嫌いの彼は最悪のぎりぎり寸前?いや~ぎりぎりセーフで
土曜日に緊急入院したのが、つい1ヶ月前のこと。


3日間して、「もう帰る」と、強引に退院してしまった夫。



たぶん、調子が戻っていなかったのでしょうね。
だから飲まなかった?

そして、この期間だから??



普段から、毎日お肉を食べているわけでもないし、
毎日晩酌(スロバキアは昼間の食事から飲むこともある)
をしているわけでもない。


1ヶ月ちょっとの食生活見直しダイエットだと思えばいいのだろうが
とにかく、意識すればするほど、
制約のある生活はストレスを感じますね。





「その2」イースターマンデーは水掛の日



何度も書いたと思うのですが、
恒例の「Oblievacka」(オブリエワチカ)は、
男性が女性に水をかける日。
もしくは、木の枝で作ったムチでお尻をたたく日。


全国的に昨年のような寒さではなかった様子ですが、
十分に肌寒い日でしたよ、、、、。


我が家はラドが出張で不在だったため、
ナタンが張り切って、朝7時起床。
情があってか、ぬるま湯にしてくれました。


一気に家が水浸し。
エステルは泣くは、
ベンちゃんは断言。

「ナタンが悪い!」


おいおい、君も行くんでしょ??


ご近所さんや義両親のところへ行って、水鉄砲を発射して、
ウサギのチョコレートやくだものと、小銭をもらって帰ってきました。



今年は、ラドが不参加だったので、
どの家も簡単にドアを開けてくれたそうです。


いつもはバケツ持参(マイバケツ?)で、お邪魔するらしいが、
ナタンはシャンプーボトルと私の香水で何軒かを訪問。


すぐに近所の子から、

「今年は紳士でよかったぁ」と、
FBに書かれるほど。


親戚もラドがいないこと(いつも水浸しにするから嫌がられている)
シャンプーの水程度で大量でなかったこと、
香水で終わらせたこと


この3点を高く評価され、
小銭も紙幣に化ける始末。


それでも、ナタン曰く、

「今年はぜんぜん面白くなかった~。」


お金よりも春の恒例の喜びのほうが、
価値があるみたいですね。



ちなみに、うちにもお隣さんが来てくれました。
サラの同級生も来てくれましたが、私はその頃
ナタンのドライバーで親戚の家を訪問してました。



はぁ~、終わった、終わった。
雑巾で床を拭くのも1回だったし、今年は楽だった。
ラッキーな春のはじまり???かな??

今年1年これで健康でいられます。





水掛の様子を見たい方は
「Velka noc na Slovensku」←ここをコピー&ペーストして、
グーグルやユーチューブで検索してみてください。
笑って見るか、「ひぇ~」と女性の立場になって見るか、
お楽しみ方も色々なことでしょう。





それからもうひとつ、
GWをお過ごし中に暇をもてあましそうな皆さんに
時間つぶしに見ていただきたい、
かっこいいスロバキアをご紹介します。



暖冬雪なしのスロバキアでしたが、
イースターの週末は寒く場所によっては積雪もあったそうで。


ビソケータトリ(高いタトラ山地)が見えますよ!!








楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。