2011年11月 

娘のスペイン留学 最終編 

あっという間に、月日が経ってしまうので、娘がスペインに行ったのも、遠い過去になりつつある。

娘の担任からの返事は、私の心配と分析と予想をまったく覆すものであった。彼は、一日ずっと娘のパートナーである子の様子を見て、スペインの先生とも話をして、娘とも話をした、との報告をくれた。


スペインの子供たちの中には、お金持ちの家の子や、容姿が綺麗な子がいる。そういう点は、娘のパートナーの子は当てはまらないので、同級生から洋服のことを笑われたりしている。また、スペイン側の先生によると、彼女はとても恥ずかしがり屋で内気な性格だから、と言われた。

また、言葉が通じなく誤解が起きている。スペイン人語は発音の最初に「ch」というのをつけるので、それで英語を話すから、スロバキアの子供には「??これ英語??」という具合になっている。その上、子供たちはGOOGLE翻訳を使っていたらしく、余計な単語を入れたりして、文章にならない、会話できない、と、ますます混乱していた様だ。

GOOGLEは使わないように指導したので、言葉の面では、多分よくなると思う。残りの日々は少し落ちついて過ごせるはず。
ちゃんと見守っているので、心配しないように。






この言葉も、どのくらい信用して良いのか?でも、なんでも疑ってかかっても切りがない。私は遠い所から娘の元気な姿を想像するしかないのだから。帰って来たらすべてがわかる。娘と先生を信じるしかないよなぁ。

それまでの不安や、心配がバカバカしくなった。そう、一つ思い出した。

子供の言うことを信じてはいけない。半分くらい信じていればいいのだ。子供は自分の都合のいいことしか話さない。
完全に嘘をつくこともないが、かぎりなく真実に近く、脚色されていたり、事実と少し違う「フィクション」になってしまう場合があるから。自分の立場で、自分中心の、自分に有利な話が、子供の目線で見える話の全貌なのだから。

自分の子供を信じていないわけではない。信じている。しかし、第三者から見ると、真実は「これ」ではないこともある。

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すっかり「ママ気分」の娘。ラドママとベンちゃんを取り合っている。




娘が戻ってきた。
「ねえ、この10日間で何が一番よかった?何か勉強になったとか、自分が成長したなぁとかさ、なんでもいいからおしえて!」と聞いたら、

「うん、BAJKAが一番の友達だと思った。」(BAJKAは一緒にスペインに行った娘の親友)

ふーん、そっか。そんなものなのね。

「それからね、やっぱりイギリスに行きたいや。だって、英語が話せるし。」
(娘は以前、イギリスに住む、ラドの妹の所に遊びに行ったことがある。もちろんスロバキア語で会話していた。苦笑)

ラドが口をはさんだ。
「『うち』が一番だろ?」

「どこもいい所だけど、我が家が一番」というような、ことわざを娘に言った。

娘は「『うち』、やっぱり『うち』だからね。」と、恥ずかしそうに同意した。

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娘のシリーズが長くなりましたが、読んでくださったみなさん、ありがとうございました!!