ナタンの誕生会 

7歳の誕生会を「すれば?」と提案したのは、私だった。

地元の保育園に1年間通ったので、ラッキーなことに親友もいる。その親友のお母さんは学校の先生をしているので、クラス編成のときに、二人が同じクラスに通えるように、上手く計らってくれた。入学式からすでにウキウキ、ワクワクと友だちがいる安心の学校生活が始まった。

1年B組では、出席番号が名前の順なので、我が家は「V」で始まる苗字なため、一番後ろの席で一人で座っていたナタン。最初の1ヶ月だけだから、我慢、我慢。めげずに通った。

スロバキアの学校は、子供の能力を重視するので、生年月日が1年生に達していても、クラスについてゆけない子供は「準備クラス」と呼ばれる、保育園レベルのクラスに落とされてしまう。そして、1年待ってから、晴れて新1年生になれるのだ。厳しい~。ナタンのクラスから、8月生まれの男の子が、準備クラスに送られた。
*8月生まれの子供は、日本で言う「早生まれ」なので、1年遅らせて入学させる親も多い。

というわけで、子供の数が偶数になり、一人で座る子はいなくなった。

さて、ナタンの仲良しは4人もいる。こんなにいい友だちが4人もできるなんて、彼の人生は最高だよね。普通は親友は一人だよ!休み時間はトイレに行く時間もなく、遊びまくり、チャイムが鳴っても、5人でくっついているらしい。最初の父兄会で先生に笑われた。「仲良しすぎてね~。」

習い事も、「誰々が通うから、僕も行く。」というレベル。クラスも学童も一緒。土曜日も日曜日も一緒にいたい。引き離すのに大変なこともある。どうしてこんなにも愛してる?

「遊びたい、一緒にいたい」だから、下校時や週末は迎えに行くと着替えルームでつかまる。
「ナタンのママ、ナタンは今日遊びに来てくれる?明日も遊びに来てくれる?」と誘い合いで、まるで、ナタンは芸能人のように、子供達に囲まれる。微笑ましいのを通り越して、「また?まだ遊び足りないの?」と呆れてしまう。


提案:「お誕生会をやって、朝から晩まで一緒にいればいいじゃん。」


そのはしゃぎようったら。3週間前から宣言「2月5日は僕の誕生日だから、来てね。」とナタンが言えば、
「何時?何時?」
「僕のママにも言ってね。」
「いつ?何時?」
「2月5日だよ。僕の誕生日」
「あと2週間だよね。」
「もうプレゼント買ったよ。」
「何を食べるの?」
「何時に行けばいいの?」

と、1週間ごとに、同じような問答を繰り返していた。


待ちに待った誕生日。
ナタンのリクエストは

1.マクドナルドのような、ナゲットとポテト
2.ピザ
3.ゼリーのケーキ

以上

鶏の胸肉を2キロと、フライドポテトの冷凍食品を2キロ買って、ピザの生地はホームベーカリーに任せて、ケーキはラドママが立候補してくれたので、完全にお任せ。

子供のほうは、12時半に友だちを迎えに行き、1時には全員集合した。それから6時まで、弾ける、弾ける、笑って、追っかけて、大変なはしゃぎようだった。

我が家のウオシュレットがお気に入りの、イギリス人ハーフのJcob君は、トイレに抱きつき、「やっと使える日が来た。」と、トイレを占領した。

ちょっと太り気味のDavid君は、私の焼いたピザの三分の二を一人で平らげたし。

映画タイムもやったけど、それよりもLEGOの組み立てに夢中になるAles君。

ピストルを手から離さず、完璧なガンマンになってしまったRichard君。

沢山のプレゼントよりも、マクドナルド風のナゲットに大喜びの息子よ。


なんとか6時になって、親が迎えに来てくれて、正直ホッとしました。
うちの子供たちも手伝ってくれて、ラドの両親も手伝ってくれて、ラドも映画の準備をしてくれて、
みんなが協力してくれて、本当に助かったんだけど、私はホッとして急に疲労感を感じたため、
8時には眠ってしまいました。


興奮の誕生会。私が一番緊張と興奮していたに違いない。
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コメント

B9MOMさん

うちの娘も11歳です。「かしまし娘」みたい。友達が来ると「きゃ~、ぎゃはは~」って、笑いっぱなし。
「箸が転んでもおかしい」年代みたいです。

この間、同級生の男の子の誕生日に呼ばれて、朝からアイラインを引いて出かけました。プレゼントは8x4みたいな「PLAY BOY」のデオドラントでした。笑っちゃったよ。

私、ああいうの使ったことないからさ。娘もいつの間にか自分で買っているし。流行っているんだって。はあ?って、ため息ついて呆れてます。

もうティーンネイジャー?まだだよね。早すぎ!!
まったくもう。

こんにちは!

ナタン君、誕生日おめでとうございます!

ウチの娘は11歳ですが、6,7歳の頃のように友達と弾ける機会が少なくなってきて、なんとなく寂しい感じです。無邪気に遊んでいられるのは、もうあと何年くらいでしょうね。成長するのは嬉しいけれど、早すぎると、こっちのほうが寂しいですね。

mizokichiさん

こんばんは!
私の一番悲しい思い出のひとつに、自分の誕生日が父の給料日の前だったので、「お誕生会をしたいのなら、1週間後の25日ね。」と、諭され泣く泣く承諾したことが2回。でも、4年生くらいから、誕生日に祝ってもらえないなら、「お誕生会はやらなくてもいい!」って、切れてましたね。

これも昔っぽいエピソードでしょ?

子供も時に残酷で正直だから、仕方ないです。今回もAles(アレッシュ君)の年子のお兄ちゃんも来たかったけど、ナタンとアレッシュの連合部隊の反対にあって、招待してあげれませんでした。「また今度ね!」でおしまい。

私も、悪いおばさんです。

カントリーママさん

ウサギ年だけどね!だからこそ?「やっちまえ~」なのだ。そうじゃないと、男の子のウサギ達が交尾したくてしたくて、襲い掛かっているのよ。女の子とと別々にしたわ。でもね、話によると、男の子同士でも危ないみたい。もう、出来るだけ早く成仏させてやらねば、の心境なんです。

誕生日に、子供の親も呼びたかったけど、子供たちも「仲良し全員集合!」は初めてなので、親同士がもう少し親しくなってきたら、みんなで夏ごろガーデンバーベキューパーティーでもしたいものです。その頃に赤ちゃんの生まれるママさんもいるし、、、。こちらはクラス替えがなくて、5年生になるときにあります。それまで、ず~っと一緒です。

誕生日おめでとう

ございます。
とてもとてもいい話ですね。
真面目に心温まりますね。
うちの息子は8歳。
日本では、いろいろあるみたいです。
誕生会をやると、呼ばれなかった子供のママとの関係がどうのこうの…
とか。
自分の子供のころは、誕生会をやってもらい、仲のいい友達を呼んで…
って感じだったのにね。
そちらは、自分の昔の様な関係があるようで、読んでてホッとします。
お母さんとして、大変だったでしょ。
疲れますわなぁ(笑)
お疲れさんでした。

ナタン君、お誕生日おめでとうございます。
お友達と楽しく過せたようで何よりです。うちも誕生会のご飯はいつもたっぷり作っておかないといけません。
親も一緒に食べるから。 子供だけの方が簡単だと思うけどねえ。

それにしても下の記事を読んで、さすがヨーロッパと下がった頭が上がりません。うさぎやっぱり自分で〆るんですね。うさぎ年なのに。。。って言ったらダメですね。笑。
私はまだ経験ないですが、料理とかヨーロッパでよくしますもんね。 料理するのは全然平気です。
ヤギや羊も美味しいよね。 でもこういうのは長年してる年配に教えてもらわないと無理のような気が。。。だって途中で嘆きたくなりそう。でも止められないしね。

隣がハンターなのでしか肉とかもたまに頂きます。

ただ、ただ、上手くいきますことを祈っております。 
  • [2011/02/07 13:16]
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  • カントリーママ
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Kaoちゃん

運、楽しかったよ。ホント、憂鬱だったけど、終わってしまえば、こんなものよね。来年も!とか言われたら、どうしよう!!!

ニコライの誕生日が3月なので、クラスメートを呼んで、手巻き寿司をやろうと思っているよ。

懲りない私。

すっごい楽しいお誕生日会になったようだね。いいことじゃん!
って、子供にとってはなんだけど、親としては準備やら何やらと面倒だよね。
男の子がそんなに集まったらドンちゃん騒ぎだろうな・・・私は勘弁してほしいけど、1年に1回なんだよねー。
お疲れ様でしたー!

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