Eurohotel Vienna Airport での できごと 。<その2> 

昨日のつづき。

イケメンでフットワークの軽い、フロントのお兄ちゃんの親切心で、私はホテルから空港までホテルの車で移動することになった。

座ってすぐに「この送迎は無料でしょ?」と、質問した。

なぜかというと、ホームページに片道10ユーロとあったが、実際私がホテルに到着した時点から今の今まで、送迎代金を払うように請求されなかった。こういう場合(私の送迎に関して)は言わないほうが良い。おばちゃん根性丸出しだけど、言われなきゃ払う必要がないから。(これは、スロバキアで覚えた生きるための技の一つである。)

果たして、日本から来る8名がどんな形で、この送迎サービスを予定しているのか、私にも想像がつかなかった。だって、予約すら「ないよ。」と言われたわけだし。とにかく、お金については前もって、聞くべきかな?と敢えて聞いてみた。実は、先のフロントの女性にも、「送迎は無料でしょ?」と、聞いたのだが、彼女は何も答えなかった。8名の予約がないことで、焦っていたのだと思う。

実際に私の見たWEBを載せて見ましょう。
グーグルでホテル名を入れて検索しました。

http://eurohotel-vienna-airport.h-rsv.com/
これが一番目

http://eurohotelviennaairport.viennahotels.it/
これが2番目



肝心のクリスティアン・ロナルド似のイケメン君の返答は、こうだった。
「送迎は無料じゃありません。一人片道10ユーロいただいてます。しかし、時にスペシャルゲストのときや、特別サービスとして、無料で送迎することもあります。」

私は、「じゃあ、これから来る8名はスペシャルゲスト、無料でいいってことね。」と、念を押した。彼は、特に何も言わないし、フロントの仕事を抜けてきたことでわかるように、「スペシャルケース」として、やってくれている様子だった。(シングルルーム8部屋って、ホテルにとっては、かなり儲かっているはず。だから送迎は無料でも、良いと判断したのだと私なりに想像する。)


空港の出発階に車を駐車させた。到着ロビーは1階だが、バスのターミナルになっていて、一般車は進入できないし、駐車代を払うところには止めたくなかったみたい。2階だから、荷物を持って移動するのが大変そうだけど、事情がそうであれば仕方がない。納得の上、8名の選手団を迎えに行くことにした。ほぼ4時。

ロナルド似は、「僕はここで待っているから、選手を連れてきてね。」と言い放った。いいでしょう、いいでしょう。全然OK!

私は、駆け足で1階の到着ロビーへ向かった。
フライトはどうやら定刻より5分くらい早く到着していたみたい。ああよかった。間に合った。スノーボードという荷物がどんなものか、想像できないけど、出てくるまで、きっと時間がかかるに違いない。

実際、全員が出てきたのが、4時半をまわっていたと思う。2メートル以上ありそうなバックにスノーボードは入っていた。しかも重たい。世界の大会に出る選手の大切な仕事道具だから、私は触らないように気をつけた。
車が1台しか来てないから、4人ずつ乗ることにして、半分は空港で待ってもらうことした。4人を連れて、2階の出発階の駐車場へ向かった。これは、もちろん筆談です。「こんにちは。」は手話で出来ましたが、それ以降は全部筆談で説明してます。

エレベーターで何回往復して用具を運んだかな?女性選手3人も一緒になって運ぶから、私だって手荷物くらいはお手伝いしようと、力を合わせて、協力して、やっと2階に到着した。駐車場は自動ドアが開いてすぐ目の前にある。

私:「・・・・・・・・・・・・・・・」車がいない。

まさか!!!
奴は帰ってしまったのか?


もしかして、駐車場をほかの車に譲ったから、敷地を回ってもどってくるかも?と考え、選手に車の特長を伝え、そこで待っていてもらうことにした。私は下の階に戻り、昼間に使ったタクシー会社に行って、彼からの伝言がないか、確認に行った。




昼間とは違う人だったけど、Eurohotel Vienna Airport のゲストであること、送迎をしてもらう予定だったのに、御社が忙しくて、車をすぐに用意できないといわれ、フロント君が変わりに空港に来てくれてたこと。「ここで待っているね。」というのに、車の姿が見当たらないこと。などを告げ、「何かメッセージはない?」と、聞いたけど、あるわけないよね。

タクシー会社:「それで、送迎が必要なんでしょ?」
私:「そうです。8名分とスノーボード9本」
タクシー会社:「じゃあ、ホテルに連絡してみるよ。」


と、タクシー会社のマネージャーがホテルに確認の電話を入れた。
タクシー会社:「彼は、1時間も待っていたのに、あなた方は現れないから、待ちきれずに帰ったと言ってます。ホテルへは、一人10ユーロを払って送迎サービスを受けてください。と言ってます。」そういって、一旦電話を切ってしまった。

私:「・・・・・」

だんだん、足のほうから、顔まで熱いものが上がってきた。でも、まだまだ、こんなんで怒鳴り散らす私ではない。

私:「いいえ、送迎は無料と彼は言ってました。待っていると言われたので、彼の言った場所に行きました。これは約束なのに、どうしてでしょうか?私は払いませんよ。」

再び私:「3時半に送迎車2台を用意してくれと頼んだのに、車は来ないし、私達が空港に到着したのは4時。今の時計を見てよ。彼は1時間も待っていないのよ!!」

ちょっと、怒りが伝わった?


タクシー会社;「直接話す?」

私:「もちろん。」



タクシー会社の親分は、もう一度電話をかけなおしてくれた。

ロナルド似:「ハロー!うちの送迎は無料じゃないんだよ。だから、一人片道10ユーロかかります。それで、こちらに来てください。」

私:「冗談じゃない。あんたね、『ここで待っているから、連れて来い。』って、言ったじゃない。今でもお客さんたちは、あなたのホテルの車が来るのをあの駐車した場所で待っているのよ。今から来なさい!」

ロナルド:「僕には仕事があるし、行けません。うちの送迎サービスは無料じゃないんです。」

私:「いいえ、無料です。あなたがそう言ったじゃない。何度も私は『無料ですね?』って、聞いたでしょ?今更何でそんなことを言うのか、理解できないわ。あのね、このお客さんたちは14時間のフライトで疲れているの。時差も8時間あるの。しかもスノーボードもあって、移動がとても大変なのよ。わかる?あんたも見れば理解できるとは思うけどね。」

ロナルド:「マネージャーに代わります。」やっとかよ。

マネージャー:「マダム、そんなに怒らないでください。おわかりでしょうが、当ホテルの送迎は有料です。無料ではありません。」

ここで音がした。「プチッ。」電源入っちゃったよ。

私、本当に久しぶりに炸裂しました。やりゃできるじゃん。ポンセ。

私:「いい加減にしてよ。何、その言い訳。あんたのホテルの予約システムが悪いんでしょ。一つのWEBには有料とあり、もう一つのWEBには無料と書いてあり、お客さんが混乱するのは当たり前じゃない。しかも、散々「無料ね。」て、私は確認したのよ。送迎車の予約までしたのよ。来なかったけど。どうしてそのときに、『一人10ユーロいただきます。』って、言わないの?そうすれば、私だって納得できたわよ。ロナルド似が親切心で空港に送ってくれたのは、ありがたかったわよ。でも、それはサービスじゃない。お金がかかるなら、『かかります。』って、最初から言うべきだったのよ。それがサービスなんじゃないの?」

もしかしたら、あちらは最初から「お金がかかる送迎」と思っていたのかも。私一人が無料と思い込んでいたのかも?

マネージャー:「WEBにもちゃんと明記してあります。」

でも、ここまで言っちゃったから、後戻りは出来ない。もうちょっと、攻撃力アップ。

私;「今回どんなメンバーが来るか、私はホテルでも説明しましたよね。日本から8名聴覚障害者のスノボーチームが来ます。荷物も多いです。車もミニバン1台じゃ足りません。2台を3時半にお願いします。そう話したはずです。「無料ですね。」と何度も、たずねました。私もその無料と書いてあるWEBから予約しました。予約が入っていなかったですけどね。彼らの荷物を見てよ。フライト時間が14時間よ。時差が8時間。そんな疲れた客を相手に、今更10ユーロくださいって、どんな商売ですか?そういう商売をするのですか?それがお宅のホテルのホスピタリティーなんですか?
(この言葉はかなり説得力があったと見える。)

ちっ、足元を見やがって、こいつらマジ、ゆるせん!!!


マネージャー:「マダム、わかりました。それならこうしましょう。本来は10ユーロかかりますが、特別に50パーセントオフにします。お一人様5ユーロ。それでいかがでしょうか?」

ムッカー!!まだ言うか、おのれ!!

私:「5ユーロですら、払いたくありません。冗談じゃない。WEBには無料って書いてあるわよ!」

と言いつつ、もしかして、本当に私の勘違いだったのかも???ちょっと不安になってきた。ホテルのフロントには、「片道送迎お一人様10ユーロ」の看板があったし。それをみつけたからこそ、何度もしつこく「無料?」を連発して聞いていたのに。かれこれ30分以上もドンパチしてしまった。もしかしたら、選手団は送迎有料のホームページから予約を入れてるかもしれない。あとで恥かくかも?不安が湧いてきた。

私:「もうこれ以上待ちたくありません。お客様に相談してきます。これで納得されるようでしたら、再度連絡します。」

そういって、一旦電話を切って、選手団に確認。どうやら送迎にお金がかかるとは思っていなかった様子。そりゃそうだよ。日本のホテルの「シャトルバス」を名乗るなら、誰だって、「無料」って自動的に思い込むって。

「でもですね、どうやら10ユーロかかるのです。手違いでドライバーが帰ってしまったので、5ユーロにしてくれました。」

というわけで、タクシー会社に戻り、ホテルに合意を伝えてもらい、我々はホテルへ行くことになった。
タクシー会社も驚きの荷物で、配車の関係でミニバンが出払っていてため、何台かに分乗することになった。チェックインもあるから、私が最初に乗るべきだったのだが、運転手と口頭でコミュニケーションがとれるのが、私だけで、流れから、最後の車で行くことになってしまった。

まあいいや、どんなにすごい荷物で、こちらがどんな思いだったのか、ホテルも知ることになるだろうし。私は少し意地悪な気持ちを持って、空港で最後の車が来るのを待っていた。




ロナルド似ったら、これまた後で、私に噛み付くのよ、、、。ホント、まだ若い(あおい)。



もうちょっと、つづく。



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コメント

まいこちゃん

コメントありがとう!!

今は、お客さんが自分でインターネットを通して予約をする時代だから、ホテルもいろいろな予約検索システムにお金を払って、広告するんだって。このホテルも、沢山検索できるのよ。

それなら、宣伝文句も統一しなきゃだめよね!3星は個人経営レベルだから、まだまだ仕事にブレがあって(私もそうだけど)個性ととればいいのだが、損害に結びつくのは困っちゃうよね。

このホテルはおかしくはなかったよ。フロントの個人的な判断は親切であって、サービスではないのよ。サービスってのは対価があるってことをしっかりと従業員が知っておかないとけいけない。教えこまないとね。

フロント君は「自分は親切でやったのに、どうしてそんなに怒っているのかさっぱりわからん。」って、ことだったんだと思う。

お楽しみに。

まとめてお返事です。

反応してるのは、やっぱり海外永住組みですね。(笑)これが日本に住んでいる人だと、やっぱり反応は「?」なのかもしれない。

golferさん、変ですよね。スタッフは親切でいい人なんですけどね。オーストリアの3星って、いつもちょっと「難あり」レベルなんですよ。4星だと、全て文句なし!に良いサービスなんですけどね。

にこまこ
仕事柄、わかるでしょ?こういうの。はあはあ、ぜえぜえはしてないけど、1週間くらい気が治まらなかったよ。
でも、一日あけてすぐ次のデフリンピックチームが来たんだけど、今度は怒りではなく、焦りの波がやってきてさ、この件すっかり忘れてた。

B9MOMさん
お仕事いそがしいですか?一息つきましたか?
日本のマニュアル通りの仕事と、表面的にやりすぎのサービスは、時にイライラしますけど、オーストリアだから、「まさかスロバキアのような仕事ぶりではないだろう。」と、信用しすぎてました。「ここも一緒じゃん!」でした。
そして、その通り、怒りで半額をもぎ取れただけでも「GOOD JOB!」って、
自分を励ましましたよ。

こんにちは!

ホテルのサイトが二つある時点でなんかおかしいですよね?

でも何この対応!
このホテルがおかしいの?
それともこれが平均的なホテルの対応なの?

この後更に何が起こるのか、続き楽しみにしています。

インターネットのサイトが2つあり
片方は有料でもう一方は10ユーロ
何か変ですね。

続き、待ってます。

こちら今朝はマイナス2度、
しかし、日が長くなりましたね!
夕方6時でも明るい!

続き、続き。
早く、早く。

ポンセ、書きながらはぁはぁ、ぜぇぜぇ、してるでしょ。

こんばんは!

お客に対してのサービスの悪さ、アメリカも同じです。日本のようにサービスの行き届いた国なんて、他にないのかもしれませんね。でも、ポンセさん良く頑張りましたよ!半額になっただけでも怒ったかいがあるってもんです。

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