Krásna hôrka 城が燃えました。 

皮肉なもので、東日本大震災の1周年になる、3月11日の土曜日に、スロバキアでも大変な事が起こっていた。
そう選挙もそうなんだけど、これは結果が見えているので、まあ、想定内ってこと。

予期しない事。地震,,,スロバキアには、ほとんどない。となると、火事


そういえば、ニコライが「ママ、知ってる?どこかのお城が燃えているらしいよ。」と、教
えてくれた。

のんきな私は、「どこ?」と質問を返し、

「クラスナホルカ」

とは聞いたのだが、あんな大きな城の火災なんて、すぐに消火できるだろう。それほど大したことでもないのだろう、と、タカをくくっていました。

まさかこんな大惨事になっていたなんて。
korzarより火災の様子→クリックしてください。


Krásna Hôrka(クラースナフォルカが原語に近い発音かも?)とは、書いて字のごとくなのです。見たまま、そのままです。
美しい山とでも言いましょうか。

ここは、東南スロバキアで、コシッツェ県にあります。ハンガリーとの国境まで25キロくらいに位置しています。一番近い町は、Rožnavaです。カルスト地形が一帯に広がり、ユネスコ自然遺産になっている鍾乳洞なども、割と近くにあります。
スロバキアの歴史の上でも、トルコ軍の侵入を防ぐための城塞の役割があったり、重要な貿易ルートでもありました。
(その頃の国名はオーストリア・ハンガリー帝国だったでしょうが。)

ブダペストにANDRASSY通りがありますが、この城主の名前です。ハンガリー貴族、政治にも関わっていた一族です。
現在ここは、スロバキアの国立博物館として一般公開されています。

さっき、ニュースを見ていたら、

「このお城、戦争から守って現存させたのに、たった2人のジプシーに壊されちゃったね。」


と、娘が発言。学校の先生の意見なんでしょうね。



私も2度ほど行きましたが、もう、展示品などは、、、忘れちゃった。しかし、印象深いのは、やはり土地柄でしょうか、ハンガリーから訪れる人が多いということ。城の1階にある、城主の墓には、ハンガリーの国旗の色の赤、白、緑のリボンや、旗が飾られていて、スロバキアの白、赤、青の国旗とは違うもの、というの印象を受けました。やはり、この一家をお参りにくるのは、ハンガリー人なんでしょう。大理石の棺桶には、ハンガリーの色のリボンのついた花輪などが置いてあります。

また、城から離れたところにある霊廟は、アールヌーボーモザイクの壁を日の光が照らすパンテオン型です。城と比べると、なんだかそぐわないというか、全然違う?世界です。これがスロバキアかハンガリーの建物??なんで?というような印象でしたが、どうも建築者はミュンヘンから来たようですね。Andrassy家の中に、一族の反対を押し切って結婚した者がいました。亡くなった奥方への「永遠の愛の証」として建てられたのが、この霊廟です。ロマンチックな場所として、訪れる人も多いようです。やはり、ハンガリーの花輪がありました。

Rožnavaから7kmほど離れたところには、Andrassy所有だった、Betliar(ベトリアール)にあるマナーハウスも、すばらしい。広い庭園には、日本の大仏さんも座っていらっしゃいました。それほど、いろいろな調度品が揃っています。かなりの収集家だったことがわかります。なんといっても、象の頭と足の剥製(はくせい)や、虎の剥製の絨毯(はくせいのじゅうたん)には、目を見張ってしまいました。アフリカからの黒檀で作られた黒人の像、そして「かっこいい」図書館。私は、ベトリアールを訪れるのが好きです。
*ちなみに、マナーハウスって、日本語訳はなんでしょうね?「荘園」だと思うのですが,,,。



大きな地図で見る





Korzár紙という、地方版の新聞で火災の様子がわかります。

火事の様子を写真で見るときは、カメラのマークをクリック。
ビデオもあります。
Korzár紙より火事の様子その2→クリックしてください。

大切なことを書き忘れました。
お城の屋根は全焼です。原因はジプシーの若者によるタバコの火。野焼きのように、周辺の土地が焼け、そこから火の粉がお城へ舞い上がったようです。スロバキアの古城のいくつかは、昔からのスタイルをそのまま残されており、木片が屋根の瓦のように並べたあります。

調度品は持ち出し、無事だったようですが、去年オープンになった、あたらしい展示室は崩壊とのこでした。


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春休みが終わったものの、なぜか忙しさは変わらず。。。ざざっと,書いています。乱文お許しくださいませ。











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コメント

信じられない

面白いブログですが、なかなかきつい内容だから面白いでは、ゴシップ新聞になっちゃうじゃないですか?
東欧の大阪ですかーーーーって。
本当に綺麗なお城がなんてことに。
いいことありますように!!!
PS:城跡的なのが有名な箇所が多いですが、そんなんとちゃう!!
日本でいう、山城(跡)と姫路城じゃなですかね。姫路城が城趾になったらどうする?
というレベルの問題でしょうね。コレ。

サトウさん

お友達とメール再開で、再会できて、よかったですね。

私も連絡をとりたい友達がたくさんいます。でも、恥ずかしくって、今更連絡するのって、話題探しも大変ですが、勇気も必要ですね。

あのお城、城主はハンガリーのかなりの大物だったのですね。私も後から知りました。


病院はね、健康保険のあり方が間違っているんでしょうね。政府が悪いんですよ。スロバキアって、学校の先生とか医者の給料は安すぎます。日本と大違い。
お友達にもよろしくお伝えください。

再びこんにちは。おかげさまで久しぶりにコシチェの友人にメールを送り火事のことを聞きました。その友人もとても残念がっていました。あのような貴重な物はもうないようですね。ぜひ見て欲しかったと言われました。また、その友人は手術して入院していたようですが、スロバキアの病院の存続が危ないと言っています。やはりそうなのでしょうか?とりあえず、火事の記事でまたメールが再開できたことにお礼を言いたいと思います。^^

サトウさん

はじめまして。

「旬」って、春らしい響きですね。なんだか、竹の子が食べたくなってきました。

スロバキア語ができれば、いいのですがね、、、「文法さっぱり、語彙少なし」なので、(モロに勉強していない学生の言い訳になってますよね。)「旬もの」伝えられるかなぁ?

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

旬なニュースありがとうございます。貴重な歴史的なものが消えて残念に思います。ぜひ行って見たかった!時々拝見しておりますが、スロバキアの旬なことぜひまたアップしてください。楽しみにしています。

chicaさん

こんにちは。メール読みました!毎日チェック派でございます。ははは。

「木」の屋根だから、簡単に燃えます!って、映像でしょう?
骨組みなんかも、昔のままだから、木材だし、多分だけど、当時は蜂のワックス何かをぬって、防虫作用をしていたから、未だに、虫食いはないけど、燃えるには持って来いなのよね、、、。

ご先祖樣が守った城、住民を見下ろすところにあるからね。悔しかっただろうなあ。

やまuTさん

こんにちは。
やまuTさんの旅行ブログは、お人柄がでていて、「のんびり、ほのぼの」とレポートがしっかりしているので、読み応えがあり、楽しいです。

しかし、今回のスロバキアのニュースは、かなり残念な内容なので、伝える側もテンションが低くなってしまいますね。

斑鳩の里、行きましたか?
あんな感じなんですよ。なーんにもないところに、ポツンと大きなお城があるんです。夕暮れを背に、お城が浮かび上がるような景色。丸みを帯びた姿は、女性的に見えるお城。自然との調和が美しいお城でした。

ほんと、放火したジプシーにむかついてきた。。。。。

yokoblueplanetさん

yokoblueplanetさん、はじめまして。

こちらこそ、お邪魔してびっくり!多岐にわたる興味深いブログ。ここのところ忙しくて、時間がないので、じっくりと読めないのですが、旅行のところなんて、すごい数ですよね。そのうち、読破しますね!!

今後とも、どうぞよろしくお願いします。
*リンクさせていただきますが、よろしいでしょうか?
もし、何かありましたら、メールフォームからどうぞ、ご連絡くださいませ。

私も原発に関する記事を集めたいくらいですが、心と体に時間の余裕がないのです、、、。

YOKOさんのブログを皆さんがご覧になるといいなぁ!という、願いも込めて、リンクさせていただきました。(ご連絡、ありがとうございます!!)

はやとうりさん

こんにちは。

ジプシーというのは、常識のラインが違うんですよね。私たちの普通が通用しませんから。
目下、逃走中とありました。見つかる分けないと思う。あの人たちが、刑務所に入っても、「ダカラナニ?」の世界です。ちょっとした肉体労働と、自分の家より快適な住まい、無料のご飯がもらえる。「犯人です!」って、偽者が出てくるかもしれないですよ。

これを教訓に、スロバキアが学ばなくてはならないのでしょうね。

でも、「木」の屋根がいきなり「タイル」になるのも、嫌だなぁ、、、。

お城が燃えている映像を見ました。
結構すごい勢いで燃えてますね。
映像ではあまり住人の方々の様子は見られませんでしたが、
きっとあんなに燃えているところを目の当たりにしたら、
すごい絶望感に襲われたんじゃないかなー、と思います。
残念ですね。

メールチェックの頻度って人によるので、
一応お知らせしますが、
メールフォームでメール送っておきました。
お時間のあるときに、ご覧になってくださいね♪

こんにちは!

歴史的建造物を失うのは残念ですよね。
イタリアに行った時にも思いましたが市民ってあんまり文化財とか気にせずって感じに思いました!
世界遺産のパンテオンにタバコポイ捨てしてるの見てビックリでした!

初めまして。

こんばんは。
スロヴァキア方面は私にとってまだあまり馴染みの無い所なので、とても貴重な情報に感謝です。
歴史的な建造物が失われるのは哀しい事ですね。
これからも記事楽しみにしていますので、よろしくお願いします!

歴史的な建造物が煙草の被害に会うなんて考えられませんね
火事はあっという間に燃え上がる
何故そんなところで煙草を吸うのでしょう 嘆かわしいですね

再興はあるのでしょうか
気になるところです

あっこちゃん

選挙とお城の火災で、ニュースも大変だよね。
スロバキアの首相が交代するもんね。なんだか、暗黒時代の再来にならなきゃいいけど。

このお城のある、コシッツェ県で、税務署の火事が起きたの見た?

放火魔がいるんじゃないのか?って、思ったよ。悪夢が続きすぎ。

のどかでいいところなのに、雄大な景色が悲惨な姿になるのは、見ている人にとっては辛いよね。
村人も総出で、調度品を運び出しただろうなぁ。あの坂道も大変だっただろうなぁ。

このお城ができてから、こんな悲劇はなかっただろうにね。なんだか、祖先に申し訳ない気持ち、泣けてくるのもわかるよ。

chicaさん

こんにちは。

清水寺かぁ。なるほど。そういう表現もありますね。感心してしまったりして。

お城として城壁が残っているところもあれば、屋根のついた展示物を所有するお城もあります。ここは、後者です。本当に数少ない「趣味のいいお城」で、見応えのあるものだったので、残念です。

音楽ね、子供に聞いても「?」だったから。。。今、うちの娘はone directionにはまっております。


これ、ホント残念だよね。
スロバキアのお城ってあまり
城っぽい形で残ってないから
貴重だったのに・・・

私前に友達が来てくれたときに
行ったんやけど、時間が遅くて
中見れへんかってん
もう行っても見れへんのかぁと思うと
すごく残念

ニュースで大人達が泣いてるのを見て
すごく大事にしてきたお城なんだなぁって
思ったわ

まだ火事の写真や映像は見ていないのですが、
大変なことが起きたんだわ!っていうのが
ひしひしと伝わってきました。

スロバキアというよりは、ハンガリーに
ゆかりがあるお城のようですが、
重大さは日本の清水寺に匹敵するようなものでしょうか。
こんな歴史的な建築が燃えてしまったなんて
悲しいですね。v-406

前回のコメントの返信、ありがとうございました。
音楽のことは気にしないでくださいね~。
というか、あの説明は自分でも思うけど曖昧過ぎっ。(笑)
あのB9MOMさんの上司の方が使っているiPhoneのようなアプリで、
自分の声で歌っているものを認識できるものがあればいいのにな~
と思います。
探してみようかな~。v-220

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