スロバキアの結婚式  

この週末にラドのいとこの結婚式がありました。

皆さんがご存知のように、ラドママ(義母)は11人兄弟の次女。
ラドには30人以上のいとこたちがいます。

年代が違うので、一番年下のいとこは、9歳?かな?

そういうわけで、ラドや私たちの年代のいとこたちは、すでにほとんど既婚者。
これから結婚するのは、30歳前後の中盤といえる。


ちょうど20年前に、私が始めてスロバキアの地を踏んだ。
そう、この結婚式も同じような、
ピッカピカの太陽と青空の日で、気温も25度以上。
スロバキアの秋でもそれは素晴らしい日だった。
なんとも嬉しい日となった。



結婚式の主役の花婿は、20年前は8歳の腕白坊主だった。
私はこの家によく遊びにいった。

この家には村で唯一英語を話すお父さんがいて、
ラド以外に会話が成り立たないので、
ストレス発散という感じかな?この家には本当によく遊びに行った。
(今でもお世話になっているが)

そう、この家には子供が5人いた。
長男はスポーツ万能、おとなしい、やさしい子だったが、
次男は長男と比べられることが多く、(年齢も違うのに)
とにかく「餓鬼大将」的な、見方をされていた。

でも、私には「瞳の輝いている好奇心旺盛な少年」だった。


何度か書いているけれど、私たちにとって一番辛いことが起きたのは、
ニューヨークの双子の国連ビルに飛行機が突き刺さったのと同じ年だった。

長男が18歳、次男が15歳のとき、父親が亡くなった。
5人の子供を抱えた叔母と、親戚が手伝い、寄り添いながら、
なんとか、こんな嬉しい日を迎えることができた。

幸せになってね!



さて、それでは結婚式の流れをお見せしましょう!
届いた招待状には「午後2時にレストラン集合」とのこと


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まずは腹ごしらえから







ここで結婚式のパーティーを始めてもいいような感じなんですけど。
招待客に昼食が用意されていた。










花婿が住んでいた家や家族から巣立ってゆく「挨拶」をするとのことで、
見学に行ってみると親戚ほとんど大集合





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花婿は右手 蝶ネクタイをつけているところ




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BGMも準備OK!




進行役がいて、その台詞を繰り返して言うだけなのだが、
「大好きな兄弟、今まで一緒にいてくれてありがとう。
 大好きなお母さん、今までこの家で大切に育ててくれてありがとう。」

などから始まり、

「大好きです。これからも長生きしてください。私は幸せになります」


など、言葉はありきたりなんだけど、それまでの苦労を知っているから、
みんなが涙なしには聞けず、本人も感極まっていた様子でした。



後で花嫁さんも同じ言葉を両親や兄弟に言ったのですが、
大涙で、


進行役が

「僕が変わり言ってもいいんだけどさぁ」とか、

「じゃあ、ちょっとここは僕が言うよ」など


ユーモアたっぷりの雰囲気の中、
最後に両親から額に十字架を書いてもらうときなどは、
花嫁の大粒の涙が感動的でした。


そうそう、私もラドの両親から十字架を書いてもらったなぁ。
そのときはスロバキアの慣習を知らず、
「???」って、感じでしたけどね。


この後、花婿は家族から巣立ち、
花嫁の家に向かいます。


結婚を許してもらうためのお伺いに行きます。
日本の場合は「花嫁行列」ですが、
スロバキアは逆で、「花婿行列」です!




進行役:「お宅のお嬢さんを連れてきてもらえませんか?」

花嫁父:「これがうちの娘だが。」


と、別の女性を連れてきて、花婿をじらせる。
珍問答?押し問答を2回ほど繰り返しやっと連れてきてくれました。





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進行役と花婿(手前) 花嫁と後ろは花嫁の父(終始笑顔のお父さんでした)






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本日の主役でーす








結婚することを許された二人と進行役を先頭に、
一同揃って、ぞろぞろと「結婚行列」して
教会へ行きました。




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先頭が見えますか??



花婿の妹は音楽学校に通っているし、いとこもピアニスト。
普段のミサとは違い、コンサートのような素晴らしい音楽と、
素晴らしい演奏と歌で、素敵な挙式になりました。



さて、これからが本番。
結婚パーティーの会場へ向かいます。





car.jpg
友人のお父さんの車を借りた「新婚専用車」です




リポート続きます!











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コメント

duck4さん

こんにちは!

いや~、大変でしたよ。

結婚式に出てくる料理も、昔は肉を持ち込みだったり、(レストランに全部任せると高いから)新車を持っている人が、花嫁花婿の送迎をしたり、写真はいいカメラを持っている人が撮ったりと、

思いっきり手作りです。

今回は、1週間前にスープに入れる麺を作りに義母は手伝いに行ってました。

引き出物にはお菓子が配られますが、これもみんなが作って、持ち寄ったりします。

今回は数が半端でなく多かったので、お菓子職人(内職)をしている人に頼んだみたいですけどね。

お菓子の写真を撮り忘れました!!

コメントありがとうございます。


JAガビーさん

こんにちは!

これまた改めて考えてしまうのですが、どんな時でも「笑い」を意識しているよな気がします。

お葬式は例外で、みんなが神妙な顔をしているかも。

そういう意味では、「結婚式と葬式」って、人生の節目であり、世界共通のルールがありそうですね。


なんか変なコメントになっちゃった。

笑ってばかりいられれば、それが一番幸せなんですが。


コメントありがとうございます。

yokoblueplanetさん

こんにちは!

おかげさまで元気です。
というか、実はそれしか取り柄がないんですよv-16


もしも私の子供たちが巣立つとき、「幸せになります」って、言って出て行くのなら、「がんばれよ!」って、言えそうです。

将来に向けての目標のようで、応援したくなりますね。

本当に一番いい言葉ですね。


改めて、気がついた。

コメントありがとうございます。

結婚式!

ポンセさんへ

おはようございます!

どことなく手作り感のある結婚式ですね!
招待客がお食事をし、楽団の演奏。進行役がいて、みんなでぞろぞろと教会まで行進。教会で結婚式。なにか、素朴で、ほのぼのとした結婚式だったのでしょうかね!

やはり、最後は新郎新婦が乗る自動車。

どのくらいの費用がスロバキアでは、結婚式にはかけるのでしょうかね!v-519v-521

いいな♪

セレモニーの進め方にはほんと色々あるんですね、でも、必ずどこでも、厳かな中にユーモアがあるのがいい!スロバキアでもボケるんだ、と嬉しく思いました。

皆の想い

こんばんは。
前記事で初お目もじでした!とってもお元気そうで何よりです。
結婚式での家族、親族の想いはいつでも心に響きますね。「幸せになります!』って一番良い言葉です、それが一番の親孝行だそうですから!

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